改善活動を活性化する方法

5S/ムダとり改善とQCサークルの違い

ある会社様で5S改善やムダとり改善をやりました。

たいへん盛り上がり、どんどん改善が進んで、
グループによっては
3ヶ月でリードタイムが半減してしまったところもありました。
今までのQCサークルでは、こんなにうまくいきませんでした。

そこで、あるリーダーさんに
QCサークルと、5S/ムダとり改善との違いを聴いてみました。

すると、そのリーダー曰く
「QCサークルでは目標、役割やスケジュールが明確でなかった」
「??」

いえいえそんなはずはありません。
QCサークルでも目標をたてますし、役割やスケジュールも決めているはず。

もし違いがあるとすれば、
それらが「見える化」されているかどうかと思いました。

それと、もう一つ。
5S/ムダとり改善では「すぐやる」小さな改善を数多くまわしていきます。

「すぐやる」小さな改善では、QCサークルで使う分析手法とか使わずに
どんどん実践していきますのでスピードがはやく
「小さな達成感」をたくさん感じることができます。
それも、活動がもりあがるポイントかなとも思いました。

そこで、
これからのQCサークル(小集団改善活動)のポイントとして以下を提案したいと思います。

  1. 活動を「見える化」すること
  2. 「すぐやる」小さな改善もカバーすること

「すぐやる」小さな改善のまわし方については以下を参考にしてください

活コンサルタントのQCサークル研修にご興味のある方はぜひご覧ください。

QCサークル研修

QCサークル活動を進めるためのリーダーに必要な基礎知識、
リーダーに求められるスキルを学びます。