QCサークル(小集団活動)効果確認と標準化/管理の定着

今日は、QCサークル(小集団活動)リーダーのスキルセミナーでした。
Withコロナの時代に合わせて
オンラインで行っております。

今回のテーマは
QC的問題解決ステップの締めのステップ。
・効果確認
・標準化/管理の定着

効果の確認においては
目標と対策後を同じ尺度で数値比較します。
たとえば、不良率が目標でしたら
対策後の不良率がどうなったかを測ります。

目標以外の数字で計れる影響(良い面/悪い面)もあります。
これを波及効果といいます。
たとえば
テーマとした製品の不良だけでなく
他の製品の不良も減ることも多くあります。

また
不良がなくなっただけでなく、
作業の効率が良くなったり
廃棄ロスが減ることもあるでしょう。

さらに無形の効果もあります。
たとえば
この活動を皆でやることによって
・改善意識が高まっていた
・コミニケーションが良くなった
・協力し合う雰囲気ができた
など

QCサークル(小集団活動)においては、実を申しますと、
無形の効果がたいへん大きいのです。
小集団活動を通じて人が育ったり、
組織連携が良くなった事は、
あらゆる業務の品質と効率に良い影響を与えます。
そして、
その無形の効果が、他の不良低減や効率向上などより大きな有形の効果につながります。
この効果は活動に巻き込んだ人の数に比例して大きくなります。

ぜひ、テーマについて目標を達成できたら良い。
と言うのではなくて、
このプロセスに、で
きるだけ多くの人を巻き込んで(協力してもらって)、
人と組織の成長。現場力と働く喜びの向上につなげていきましょう。

そして
せっかく改善したことが後戻りしないように標準化、
また、事例によっては管理の定着も必要です。

標準化と管理の定着は、以下の3つを行えばオーケーです。
・改善したことが、後戻りしないように標準化する
(作業要領書、チェックリスト、一覧表 など)
・関係者に周知、徹底する
(朝礼などで周知。教育訓練など)
・維持されていることを確認する
(順守チェック、内部監査など)

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