「近代中小企業」2020年11月号の特集に、私の記事が掲載されました。
以下その抜粋を紹介いたします。
——————————————————-
研修がうまくいかない理由として以下があります。
・社員が自主的に参加する場合よりも、会社からの指示で参加することが多く、また、その理由も説明されない場合もあり参加するモチベーションが低い。
・研修内容を日常業務につなげられない。
・一日中研修をやって、その時は非常にモチベーションが上がっても、日々の仕事に戻ると、忙しさに紛れてしまって、
また周囲の研修受けていない人との温度差もあり、研修で学んだことを実践しようと思いながらも、
一週間たち、二週間たち、結局実践できない
・研修の費用対効果がはかりにくい
そこで、
研修と職場カイゼンとをセットで行う「チームによるカイゼンアクション」がたいへん有効です。
チームによるカイゼンアクションとは研修内容で学んだことを職場単位のチームで職場カイゼンを通じて実践することです。
なぜカイゼンなのか?
カイゼンとは変えることですが、
本当は、
「同じことをずっと変わらずやっていたい」
人の方が多いと思います。
その方が楽ですものですね。
それは人間の本能かもしれません。
また変わる事は何らかのリスクもありますので、
人間の潜在意識が「変わるな」と足を引っ張るのです。
しかしながら、
世の中どんどん変化していきます。
特に、コロナは時代の変化点。
時代が変わる時が与えられているなかで、
私たちも変わることができるか時代のふるいにかけられていると考えられます。
つまりカイゼンしないことは時代に取り残されてしまうことです。
けれども、
カイゼンは、1人でやるのは面倒くさいしやれることも限られます。
そこで、チームをつくってやるのです。
チームでカイゼンをうまく運営するには、
カイゼンの知識だけではなくて、いろんなスキルや考え方が必要になります。
たとえば、
チームビルディング、コミュニケーション、リーダーシップ、
ロジカルシンキングなど。
これらは、一般的なマネジメント研修で行うテーマそのものです。
そこで、カイゼンと社員研修とをリンクして行うことが効果的/効率的なのです。
ぜひ以下の動画もご覧ください。
●新しい企業研修のかたち~チームによるカイゼンアクションとは?