DX化の成功と失敗とを分けるもの

 

今日は、浜松の会社様にて改善活動のコンサルティング。
急遽ご要望によりプチ研修もやりました。
テーマは
DX化の成功と失敗とを分けるものとは?

弊社(活コン)でも
今年の方針のひとつとして「DX化の推進」をあげて
取り組んでおりますので
とても良い機会でした。

ところで
その「DX化の成功と失敗」とを分けるものとは?
あらためて色んな事例をふりかえり以下のようにまとめました。

・ 改善をしてからデジタル化する
本来必要のない業務までデジタル化してしまうのはムダですね。
たとえば部内申請書とか、
内容を確認せずに押印している承認行為など。
この機会に書類や業務を「やめる」「減らす」のを
検討されると良いです。

・ 簡単なことからはじめる
たとえば改善事例のクラウドへの共有など。
個々のPC内にあって皆で共有することは、
すぐにやりたいことです。
また手書きしていること。
同じデータを再入力していることなども。

・ 社内でカスタマイズできるようなツールを選ぶ
実際に実務しながら改善していけるように。
外部委託にお金かかるから、
やりにくい作業を我慢してやることのないように。

・ 現場とのコミュニケーション〜現場に情報を流す/現場の意見を聴く
せっかく良い施工管理アプリ導入のプロセスに、
実施に使われる職人さんが関わらなかったために
お金だけかけて全く使われない例があります。

・ 若手(デジタルネイティブ)が活躍する
この機会にひとつ一つ若手の意見を聞いて
どんどん採用し任せていきましょう。

・ 情報の共有から改善につなげる
デジタルデータは集計分析が容易になります。
そこから改善につなげましょう。

・ 顧客や利用者へのサービス向上(付加価値向上)
共有した情報を顧客や利用者へのお役立ちにつなげましょう。

今日訪問した会社様では
(今年度からサポートさせていただいております)
既に多くのDX化を含む改善がなされていて素晴らしかったです。

たとえば、
・物件ごとの工事状況の共有とチャットによるコミュニケーション
・当月受注金額が各担当リアルタイムでわかる
・小さな呼び出し工事対応の一覧の共有
・各部門業務フローの一覧とリンクで現物共有
・改善提案の部内共有
・設備CADを3つのツールから皆の投票で選んだ
⇒ Tfass
高速3D表示、高速視点移動など精緻な3D表現が可能だそうです。
など

あらためてDXで情報共有することが
モチベーション向上と、
生産性向上につながることが確認できました。

DX化を含む業務改善のやり方は以下の
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DX化の成功と失敗とを分けるもの