浜松駅

若手からベテランまで全員参加型の働き方改革DX事例

浜松駅

 

今日は浜松の会社様において、業務改善活動のフォローコンサルティングでした。
若手社員から監督、所長、ベテラン、トップに至るまで、全員が一体となって働き方改革DXがどんどん進んでます。
デジタルツールのアナログ的な使い方との併用でコミュニケーションのツールとして素晴らしい効果を発揮します。
猛暑が続く中現場チームで頑張る姿に心から敬意を表します。

建設部門においては、
・ 本社から車で何時間もかけて現場に行ってチーム会議を行っていた
⇒ デジタルホワイトボードを活用し、本社と現場を繋ぎ、リモートでチーム会議を行える

・現場と現場事務所間の情報共有が遅れがちで、作業の効率が低下していた。
⇒ ソーラー式カメラとWebシステムを利用することで、現場の様子を事務所でリアルタイムに確認できるようにしている

・ FAX処理のために事務所まで戻る必要があった。
⇒ PCやスマートフォンでFAXを受信し、リモートでの処理を可能にしている

・ 重さ7キロのゼンリン地図を現場に持っていく必要があった。
⇒ 地図をデジタル化し、タブレット一つで全ての情報を持ち運べるようにした

・現場の施工前に、距離、高さ、土量などを一つ一つ手作業で測り計算する必要があった。
⇒ 点群データをドローンで入手し、全て自動で計算が行えるようになった

・土砂を運ぶダンプカーの過積載チェックがたいへんだった
⇒ 重機のセンサーでの積込み時チェックと、現場を出る時のプレートの自重確認するシステムで自働化した

・ ダンプカーの運搬状況が正確に把握できなかった
⇒ 車両運行のWebモニタリングシステムを導入し、リアルタイムでの運搬状況を把握できる

建築部門においては、

・現場での作業記録や安全ミーティング、工程表は紙ベースで管理していた。これには多くの手書き作業と更新が必要で、効率が低下していた。
⇒ 施工現場管理アプリの導入により、情報入力が一度で済み、自動的に複数の帳票を作成できる。
日々の工程や搬入予定もデジタル化し、タブレットやスマートフォンから簡単にアクセス・更新できるようになり、管理業務の時間が大幅に短縮された。

・職人の入退場管理では、入場者記録で毎朝行列ができていた
⇒ 顔認証機器を用いて作業員の入退場をクラウドで記録。これにより、記録の手間を省き、健康チェックやセキュリティも向上した

・鉄骨の建て方作業は、トランシットを用いて何度もチェックと調整を行う必要があり、複数人で多くの時間と労力が必要だった
⇒ スマホツールの導入により、1人で柱の垂直度を簡単に測定し調整することができ、作業スピードと正確性が向上した。
作業完了後は、出力ボタンを押すだけで、記録と帳票データが自動で作成されペーパーレスになった。

以上、新しいDXツールの導入に対しても、現場が積極的に柔軟に対応し工夫しながら活用されて、
若手とベテランとの協力が素晴らしい活動になっています。

猛暑を乗り越え、現場で頑張るすべてのチームに敬意を表します。

 

若手からベテランまで全員参加型の働き方改革DX事例