営業から工事まで、DX×アナログで業務改善を積み重ねて成果続出!

早春の浜松へ。
昨日と本日の2日間、浜松の会社様において、業務改善活動の発表会& 来期のテーマ検討会でした。
今年度のふりかえりと、来期に向けた取り組みに向けて知恵を出し合いました。

こちらの会社様はサポートさせていただき
ちょうど3年になりますが
年ごとに積み上がっていく成果を感じられて、とても嬉しく思います。

今年の歩みを少しだけふりかえってみましょう。

営業部門においては、
・ターゲットを絞った情報発信や、定期的な集客イベント、金融機関とのコラボなどフル回転!
・新規製品においては、活用事例、動画の設置などホームページが著しく進化して、いずれも目標達成!
・AI活用した提案、営業の各ステップを数値化/改善/ロープレ訓練なども素晴らしい取り組みでした。

設計部門においては、
・全員で行う設計品質検討会が魅力的!
この検討会はネットワーク上にある図面PDFに対する懸案事項やアドバイスを個々のタブレットから書き込んでいくもの。
デジタルにアナログの手書きも取り入れ、
法規制チェックだけでなく、ユーザー利便性、施工性やコスト面などVE提案も数多く出されています。
また、若手がベテランの視点を知る上でもとても良い場になっています。
・倉庫事務所設計物件において、既に基礎が終わっている制約下でレイアウト変更を提案しお施主様と、工事工程の両方を満足させた好事例発表もとても良かったです。

調達部門では、発注前検討会や施工準備会を実施し、チームでコスト低減のアイディア出し。
グループチャットでフォローし合い活動を支えます。
おかげで全てのチームでコストダウン目標の達成!

総務部門では、
・資産管理など自作業務アプリには数々の工夫がありました
・社内ファイルを探しやすくするために、社内ポータルサイトをつくり効果確認のため社員アンケート
そして、その声から、更にFAQと検索ツールを独自に考案。
検索ツールは1文字、部分一致でも検索できる優れものでした。

工事部門においては
・次世代ミーティングボードを活用したリモートチーム会、工程調整会議による人員配置の効率化が行われていました
・すべての現場にICTを入れる〜ICT支援キックオフ会議を行うのも良かったです。
・現場においては、数々の問題点、たとえば、土質や大きな礫の問題を得意の工法採用で解決!
・土木の現場では掘削土の仮置き場設置と、車両監視システムで効率2倍になった
・チームで、若手教育しながら改善提案コストダウン(施工前VE、現場VE)は素晴らしい取り組みです。
・元図データから設備3DCadにつなぎ必要な材料を拾ってくれ、施工図への展開が大きな可能性を感じました。

以上ご紹介した内容は、全体のごく僅かな一例ですが、
各部門ともそれぞれの努力は本物で、目標達成度合いもたいへん良好!

来期も業務改善活動を通じた人と組織育成の実践をよろしくお願いします。

DXを活用し業務改善と風土改革をどのように進めたら良いか?
以下をご覧ください。
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