ボトムアップファシリテーター養成講座

リーダーシップ転換〜積極的な聴き方で改革を!

ボトムアップファシリテーター養成講座

 

今日は「ボトムアップファシリテーター講座プロフェッショナルコース」の第4回シェア会でした。
参加者様の素晴らしい実践に、感動のあまり涙腺がゆるみそうでした。
いくつかご紹介します。

・業務報告時に問題が生じた際、自分の意見を先に話していた。

現在はまず班長に「あなたの解決方法は何ですか?」と聴くように変えた。
これにより、班長からの積極的な意見が引き出され、双方の意見を出し合うことでより効果的な解決策を見つけることができるようになった。
⇒ 聴くことの重要性を学び、班長もより深い意見を提供するようになり、私自身も新しい視点を得ることができた。

Aさんは、私の会議に限らず、他の会議にも時間通りに参加せず、欠席の連絡もしていませんでした。
この問題を解決するため、直接話し合いを試みましたが、Aさんはリモートでの対応を希望し、対面会議を拒否しました。
それでも私は対面で話すことを望みましたが、Aさんは約束の時間に来ませんでした。
この状況には腹を立てましたが、冷静に対応し、
「もっと聴かせてください」
「相手を遮らない」
「最後まで聴く」
という姿勢を保ち、じっくりと話を聴きました。
その結果、Aさんが抱えている問題や考えが明らかになり、同意できる点もあり私はAさんにそれを伝えました。
それ以来、Aさんは私の会議には時間通りに参加するようになり、欠席する際には事前に連絡を入れるように改善されました。

・間接部門でのムダや手戻りを削減するために、少人数のチームで活動することが効果的。チーム内で意見が出しやすく、不平や不満でも積極的に話すことができる。
各部門に1チームずつ設ける計画を進めていたが、なかなか実行に移すことができなかった。
それでも、チーム活動の説明やガイダンスを作成し、活動の目的、やり方、カイゼンのルールの説明会を開いた。
⇒伝えるスキルを活用したところ、明確な理由がある部門を除けば、すべての部門でキックオフやってくれた

・5職場ずつリーダーが集まり、3ヶ月くらいかけて少人数で職場交流会を実施した。
常に会話を肯定的に受け止め、会話の流れを断たないように積極的にリアクションした。
進行中には、他のチームの事例を共有し、
「〜さん、いかがですか?」や「〜みたいな方法もありますね」
といった形で意見を交換した。
⇒ 盛り上がりが予想以上で、時間が足りなくなるほど
⇒ あらかじめ事前にシェア内容を連絡するようにした

ちなみに、「時間がなくなるへの対処法」で意見出し
・あらかじめタイムリミットを決めて共有する
・タイマーやベルなどを鳴らしていったん終了
・ 話し足りない参加者は公式の会議終了後、延長戦を行う
など

活動から学んだことは
・すべてのメンバーが意見言いやすい環境をつくる
・メンバーの感情や立場を理解し、信頼関係築く
・意見に対して適切なフィードバック、議論深める
・状況に応じて色んな方法で調整する

おわりに
私たちボトムアップファシリテーターは
・自由でとらわれない人
・現場を大切にする人
・ひとり一人の発言を大切にする人
・私たちがいなくても社員1人ひとりがカイゼンしていける会社
・カイゼンをDNA化したい。
・私たちは皆と暮らす街を幸せにする

今、大きな時代の転換期を迎えて、
すぐれたファシリテータとカイゼンの場とが必要です。
けれども
それができる人はまったく不足しています。
ぜひ以下の講座にご参加ください。
このスキルとマインドで引く手数多な人財になれます。

●ボトムアップファシリテーター

認定後はボトムアップファシリテーターとして社内外でも通用するファシリテーションスキルを有し、職場を活性化できます。

ボトムアップファシリテーター養成講座