カイゼンからチェックリストをつくる

5Sの良い会社が必ずやっていることは?
5Sタイム!
です。

5Sタイムとは
「毎日決めた時間に職場全員で5Sにとりくむ時間帯」
のこと。
(と弊社では言っております)

会社によっては
ビューティタイム、環境整備、4S時間 ・・などネーミングもいろいろ。

そういえば
みんなでネーミングを見直した事例もありました


ところで
5Sタイムを何(十?)年もとやっている会社でも
はじめに決まったとおりに漠然とやっているだけ
という会社も多いです。

ある検査職場では、みんなで毎朝10分間5Sをやっていましたが
出されたカイゼンネタに
「5S実施されていない場所がある」
がありました。

そこで
職場のなかで4人のカイゼンチームが編成されて
5Sタイムのやり方の見直しが検討されました。

チームから出された案は
「検査室を4分割にし、エリア別けする事で、効率よく誰が何をしたら良いのかを明確にする」
でした。↓


職場のミーティングから
・5Sをやる内容も具体的に決めて
・当番表の活用実施
・「みんなで月一点検」を実施!!
そのためのチェックリストもつくられました ↓


このように
カイゼン活動の場があることで
職場から
「漠然とやっていることを」
問題提起されて、カイゼンにつながります。

※今回は 5Sタイムの事例でしたが、
この職場では、仕掛り品置き場、台車運用、備品置き場、記録用紙のとりかた、容器のふた、掲示板・・・
など多岐にわたるカイゼンとそれにともない職場のルールが決められました。

自分たち自身で考えて決めたことだから守れるし
「後戻りしまいように 点検し、チェックリストもつくろう」
になります。

はじめにチェックリストや標準があるのでなく
カイゼンしたことが 元に戻らないようにチェックリストをつくる
のが 弊社の推進するボトムアップカイゼン活動の特徴です。


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活コンサルタントの5S活動