ホウレンソウ 報告連絡相談(その1)
今回は、仕事ができても評価の低い人を
ご紹介します。
いませんか?
とてもがんばっているし
会社に大きく貢献もしているのに、
あまり評価されていない人。
一方で、
たいして仕事ができないし、
あまり貢献もしていないにも関わらず
なぜか、出世する(死語ですか??)人。
その違いは何かと言いますと
「報告・連絡・相談できるか」
に違いがあることが多いと思います。
たとえば、
報告できないAさん。
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「頼まれた仕事うまく進行している。
特に報告しなくても大丈夫。」
「訪問結果はNGだった。報告しにくいな。
制約事項は明確なので解決してから報告しよう。」
「イベントはまずまず盛況だった。
結果もまとめている。
上司に聞かれたら報告しよう。」
「プロジェクトミーティングで結論はでた。
上司に報告した方が良いと思うけれど
忙しそうだし、自分がしっかりフォローしているから
報告しなくてもいいだろう。」
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上記のAさんは、
かつての私と同じ。v
(今でもちょっと油断すると。。)
こういう人たちが、けっこう普通かもしれません。
ところが上司の気持ちを考えてみますと、
「あの頼んだ仕事どうなったのかな?」
「訪問結果はどうだったのかな?」
「イベントはうまくいったのだろうか?」
「プロジェクトミーティングではどんな話しになったのかな?」
「Aさんは自ら進んで報告しようという気はないのかな?」
そして、こんなことが続くと
「もうAさんに仕事依頼するのを
やめようかな」
怖いですね!
一方で、報告できるBさんは、
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「ご依頼の仕事ですが今・・・の状況です。」
「訪問結果はNGでした。・・・が制約です。」
「イベントは12社集まりました。アンケートをまとめたのがこれです。」
「プロジェクトミーティングでは○○の結論になりました。
メールお送りしましたが見ていただけました?○○でよろしいでしょうか? 」
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報告できるBさんに対する上司の気持ちは
「Bさんは依頼した仕事をきちんと遂行してくれる。
Bさんに任せておけば安心だな」
ここで言いたいことは、
AさんとBさんとは業務遂行能力は同じでだということです。
報告スキルと意識に違いがあり、
それが評価の大きな差になっているのです。
報告とは何か?
「任務を与えられた者が、
その進行状況や結果を任務をくれた者に伝えること」
これは義務です。
きちっと仕事できたら良いのではなく、
結果や進行を報告するまでが仕事。
ある会社さんの要望で
ホウレンソウ 報告・連絡・相談の研修をやったとき、
私自身のサラリーマン時代をふりかえって
これらのことに、気づきました。
常に言い聞かせなければならないことです。
今でもけっこう失敗があります。
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この研修のとき、
受講者の方々に
「自分で報告・連絡・相談はできているなと
思う人は手をあげてください。」
と聞いたら、
手をあげた人は
ゼロでした。
「まあまあできているな」
と思う人は
女性が2人くらい。
残りの20人くらいは、
「できていない」
に手があがりました。
自己評価が低い(けんそん?)のに
驚きましたが、
まず、
「自分はできていない」
と知ることで
人は進化することができます。
続いて
「良い報告・連絡・相談のしかたは?」
というグループディスカッションをやりました。
すると、
「上司から聞かれる前に報告する」
「終了時だけでなく進行状況も報告する」
「悪い情報はいち早く報告する」
「相手の都合を考えて報告する」
「メールと口頭と使い分ける」
・・・・・
など良い意見がたくさん出て
これまた驚きました
。
皆、知っているのですね。
知っていることと、
できることには
大きなハードルがあることを
あらためて感じました。
「ホウレンソウ 報告・連絡・相談」の
社員教育に関心のあるは以下をご覧ください。
↓ ↓
ホウレンソウ 報告・連絡・相談の社員教育
テキストの一部は以下です。
↓ ↓
http://www.kconsulting.jp/seminar/text/t_hourensou_2.pdf
ホウレンソウ 報告連絡相談(その2)もご覧ください。
お問い合せは以下にお願いします。
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活コンサルタント 松田英一