先日、
「カイゼン活動を通じた」リーダー養成講座パート2の3社合同の発表会がありました。
この講座は、あかつき社労士事務所との協働です。
この講座は、カイゼン活動のリーダーを実践しながらリーダーのスキルを学ぶものです。
パート1では、「すぐやるカイゼン」を「自分でやってみる」から、自職場の「グループつくってやる」
パート2では、「社内他職場にカイゼンを展開する」「QC改善」をやってみる!
任務のハードルが高くなり多くの苦労あったと思いますが、苦労しただけに得たものも大きい。
次世代リーダーの体験から得られた学びの一部と(⇒私の補足)をご紹介します。
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●「100年続く企業」をめざして人件費削減ではなく、効率UPと経費の見直しを目的として活動していく。
全従業員、全員参加で!!
⇒ パート3においては、効率UPした時間を「付加価値に変える方法」を学び、職場で実践します。
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●アンケート件数。月に447件。1人あたり3件出してもらった
⇒ リーダーだけはじめた時は、月1件のカイゼン、職場グループをつくってやることで月10件。
そして、全社展開することで、447件!大きく広がります。
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●改善活動プロジェクト事務局ができた。
ミーティング前後は、事務局が必ず各リーダーへ声かけ確認
⇒ リーダーの苦労。どこで、何につまづくのか、自ら体験してわかっているので
しっかりフォローできますね。
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●小集団活動推進委員会ができた。方針書にも登場。小集団活動と改善提案制度につなげる
⇒ 既存の、しくみとうまく整合とれるように行います。
新しいしくみを入れるだけでは仕事が増える一方。ISOの推進課題を、小集団改善活動のテーマにして、
やったことを、改善提案のしくみで提出し、組織で共有します。個々のしくみが一本の軸でつながります。
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●活動体制づくり~「メンバー」と「準メンバー」とに分けたら非難浴びて、全員参加になった。
ところが、全員参加にすると、意見が出にくい。やる雰囲気良くないと意見でない。
そこで、「雰囲気づくり」「名指しで聴く」「部署長に3ヶ月テーマ決めてもらう」
⇒ 全員参加が良いです。一部だけの参加だと、大きな力になりません。
それから、一部の人に不公平感が出ると同時に、外された人には、疎外感が出てしまいます。
全員参加で、意見の出やすい小グループに分けて、ファシリテーション使って活性化させます。
グループが活性化すると、成果も出ます。
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●不良の調査用紙~「ゴミ」の項目だけでは、対策の効果わからない。
修正品とNGを別に集計、現場であり得る不良理由を洗い出し項目数を増やしたい。
しかし、現場では仕事が増えると反感。なかなかわかってくれなかった。
でも、あきらめず「粘り張り強く」説明して、「実現」した。
●業務の仕組み自体を変えるカイゼン活動は、方法を考えたり、ファイルを作るよりも、周りの声に耳を傾け、
話し合い、カイゼンを全員の課題として認識してもらい「皆でやっていこう!」という空気にするのが何よりもたいへん。
⇒ 改善とは、科学的に考えて手を打っていくことが大事ですがそれだけでは半分で、関わるメンバーの意識を上げて
知恵を集めることがポイントであることを実践から学びとして語ってくれました。
この実践のプロセスからリーダーとしての粘り強さ、対人スキルが鍛えられますね。
●品物の表面のゴミやブツ対策 として、「除電作業」「アルコール拭き取り」を試行。
しかし、まだ、「あたりキズ」「ゴミ」ある。そこで 「対象アイテムの個装」「社内で下吹き確認」して検証する。
⇒ 品質管理では、不良の要因を洗い出して、ひとつ一つ対策していきます。
対策効果をチェックして、また対策!PlanDoCheckActionを何度もまわしてる事例は、私たちに勇気と感動を与えてくれました。
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さて、タイトルにある「次世代リーダーをどうつくる?」
ですが、座学による研修をくりかえしても、思うような効果が得られない方が多いです。
(もちろん、やらないよりも、やった方が良いのですが)
知識や技法は身についても、実践しない限り、本当の力にはなりません。
そこで「カイゼンによる次世代リーダー養成講座」のようにワークショップ形式連続講座で
、
研修と共に、実際に、職場でリーダーを経験していただく方法が有効なのです。