業務改善における分析のしかた(その1)

今回は、
業務改善における分析のしかた
を考えてみます。


私が、
最初のコンサルティング法人
(社)中部産業連盟
にいたときは、
分析することが大事で
それが仕事になっていました。


たとえば、
こんな感じです。
 ↓  ↓
http://www.kconsulting.jp/leteer/100416volumr_of_activity.pdf


上記は、
ある会社さんの
営業部のある部門の業務量調査結果の例です。

営業の業務を、
大きく9つに分類して、
それぞれの業務にどう時間配分しているかを
調べました。


ステップ1  業務日報の考案
ステップ2  業務日報によるデータ収集
ステップ3  データ分析と考察


たとえば、
社内業務が多すぎないか?
営業活動やフォローに時間をかけているか?
訪問準備をしているか?
などが
業務改善の着眼です。


さらに
仕事で使われている
帳票様式を分析して
業務改善案をつくりました。

以下がその一例です。
 ↓   ↓
http://www.kconsulting.jp/leteer/100416form_list.pdf


ステップ1  各部門から帳票の収集
ステップ2  ヒヤリング
ステップ3  分析と考察


このような
営業部7部門の
業務分析にかけた期間は
合計で半年間。


この間は
会社の業務は何も良くなっていません。


当然ですが
従業員の行動が変わったり
何らかの
改善の行動が無ければ
業務改善になりません。


そもそも
分析とは何か?

正しい行動をとるための助けになることです。

とういうことは、
正しい行動が
ある程度、見えたら
もう、業務分析は必要ない
とも言えます。


完璧主義の分析は、
ムダだと思います。

大ざっぱな分析で
方向性が決まったら
まずやってみる。

そして、
結果を見ながら
行動を修正していく。

これが
トヨタ流の業務改善のやり方です。


計算に計算を重ねて
一発必中で弾丸を撃つよりも

まず撃ってみて
的からどれだけ
ずれているか
調べて
修正してまた撃ってみる
というやり方の方が
早く的に当たります。


では、業務改善するうえで、
分析は必要ないか?

というと決して
そんなことは、
ありません。

また
ご紹介します。


業務改善を何からやったら良いか?
以下をご覧ください。
  ↓    ↓
http://www.kconsulting.jp/jimu_kaizen.html


活コンサルタントの社員教育や
小集団活動に関心ある方はこちらをご覧ください
 ↓    ↓    ↓
http://www.kconsulting.jp/seminar.html


小集団活動を通じた人材育成を
知りたい方は以下に登録ください。
   ↓      ↓
『業務改善で現場力を高める方法』