現場力を高めるしくみ

現場力を高めるしくみをご紹介します。

これは日本人の特徴と大きく関係しています。

さて、
現場力とは?
『社員が自分たちで考えて行動し、
チーム力を発揮できる現場』
と考えています。

「現場力」という言葉は、
2004年 遠藤功氏が「現場力を鍛える」という本を
出されて有名になりました。

「現場力を高めるしくみ」は何でしょうか?

この本には書いてありませんが、

私は、
現場力を高めるしくみは、
「小集団活動」
だと考えています。

小集団活動の
代表格であるQCサークルが、
日本企業の成長に大きな役割を
担ってきたこと。
そして
どうして、小集団活動が良いのかについて
以下をご覧ください。

◆小集団活動とは何か

小集団活動なくして、
日本企業が成長できたとは思えませんし、
これからも同じだと思います。

私は、アジアの諸外国のビジネスマン達と
研修を通じて接する機会が多いのですが、
つくづく感じますのは、
その積極性です。

皆、研修でも
どんどん発言や質問しますし、
非常に盛り上がります。

反対に日本人の研修では、
受講者の多くは、黙って静かに聴いています。
表情もあまり無いし、
うなづいてくれる人も少ない。
「本当に理解されているのか?」
「つまらないのかな?」
と不安になるくらい。

ところが、
個々に聴いていきますと
皆、しっかり理解されていますし、
意見も持っています。

日本人は、
KY「空気を読む」という言葉があるように
あまり周囲から浮かないように
慎重な人が多いです。

そんな内気で
個性も乏しく、消極的な日本人の
集まりが
どうして、
戦後の高度成長を成し遂げて
世界有数の経済大国になれたのか?
(今は落ち目ですが??)

それは、
「個々は弱いけれど、集団として
まとまると強い」
日本人の特質があると思います。

日本人の多くは
放っておくと
自分から進んで動こうとしませんし、
自己主張も強くない。

実は、私もずっと同じでした。
(今は、相当な目立ちたがり屋に変身してしまったけれど(^^))
そんな人たちを
動かすのには、
小集団活動が効果的だったと思うのです。

グループの力で
ある程度の強制力を発揮しつつ、
少人数で意見を言いやすい場をつくる。

落ちこぼれになりがちの人を
引っ張り上げて、
(または後ろから蹴飛ばして?)
「がんばれる人」にできる。

それが小集団活動の利点ですね。

ところで、
QCサークルだけが
小集団活動ではありません。

会社において、
どんな小集団活動があり得るのか?

そして、ほとんど知られていない
『小集団活動の真の狙い』
は何なのか?

また、機会あれば
活コンサルタントのセミナーにご参加ください。
わかりやすく解説します。


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最後まで読んでいただきありがとうございました。

先日、名古屋駅にある居酒屋さんで
ばったりと私の前々職で8年在職した
(社)中部産業連盟 の人たちの親睦会と一緒になってしまいました。

声をかけられて
思わず
「やばい」と言ってしまったのですが

「やばくないよ」って
言われて、考えてみたら
別に悪いことしているわけではないし。

本当に久しぶりに(辞めて7年)会う方も多くて
懐かしい気持ちでいっぱい。

最後は、皆、入り乱れて?
大盛り上がりでした。

仲良くできるっていいですね。