ホウレンソウ 報告連絡相談 社員教育(その2)
今回は、同じ能力の人でも、
仕事に差がつくことを、
ご紹介します。
元は同じ能力でも、
これができると、仕事のスピードが速くなり
品質が良くなり、
その人自身の成長も早くなります。
それだけでなく
人との仲が良くなったり
味方が増えます。
それは何かと言いますと
「人に相談できるか」
ということです。
たとえば、
相談できるAさん。
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「困ったな。メモリーが足りなくて要求仕様がおさまらない。」
ソフト技術Kさんに相談してみよう。
「Kさん。・・・で困っているんです。良い方法ありますか?」
「それは簡単です。この仕様を・・する方法ありますよ。」
「へえ。そんな技あるんですね。ありがとう。助かったよ。」
「パネルレイアウト案これでいいのかな?」
隣りの女子社員さんに相談してみよう。
「Lさん。こんなパネルレイアウトどうかな?」
「このディスプレーの位置が見にくいように思います。」
「なるほど。検討してみるね。ありがとう。」
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Aさんは、困ったことがあると
悩んでないで
(困ってなくても?)
どんどん周囲に相談します。
その結果。
・どんどん仕事が前に進んでいく
・物事を多面的に見ることができるようになる
のがわかると思います。
一方で、相談できないBさんは、
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「困ったな。メモリーが足りなくて要求仕様がおさまらない。」
どうしようか?
ネットで調べてみよう。
やっぱりわからない。
困ったな。
(そのまま2日間悩み続ける)
パネルレイアウト案できた。
さっそくデザインに仕様をだそう。
(ディスプレーの見にくさには気づくことができずに開発が進む)
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人に相談できないBさんは、
・仕事が前に進まない
・物事を1人の見方でしか見ることができない
実は、上記のBさんは、
かつての私と同じ。
(今でもちょっと油断すると。)
こういう人たちが、けっこう普通かもしれません。
一言、近くの人にでも
相談すれば
すぐに解決することに
何時間も一人で悩んでしまう。
相談するのは
相手に迷惑ではないのか?
とか
自分ができないヤツと思われないか?
など思ってしまいます。
逆です。
相談されると
普通の人は嬉しいものですし、
相談できる人は
「できる人」と思われます。
ある会社さんの要望で
報告・連絡・相談の研修をやったとき、
私自身のサラリーマン時代をふりかえって
これらのことに、気づきました。
常に言い聞かせなければならないことです。
今でもけっこう
「しまったな」
と思うことがあります。
ちなみに
この研修のとき、
受講者の方々に
「自分で報告・連絡・相談はできているなと
思う人は手をあげてください。」
と聞いたら、
手をあげた人は
ゼロでした。
「まあまあできているな」
と思う人は
女性が2人くらい。
残りの20人くらいは、
「できていない」
に手があがりました。
自己評価が低い(けんそん?)のに
驚きましたが、
まず、
「自分はできていない」
と知ることで
人は進化することができます。
続いて
「良い報告・連絡・相談のしかたは?」
というグループディスカッションをやりました。
すると、
「自分でも考えをもって相談する」
「相談にのってくれた人に感謝する」
「相手の都合を考えて相談する」
「結果報告をする」
「メール、面談や電話と使い分ける」
・・・・・
など良い意見がたくさん出て
これまた驚きました。
皆、知っているのですね。
知っていることと、
できることの間には
大きなハードルがあることを
あらためて感じました。
「報告・連絡・相談」に
関心のある方は
以下をご覧ください。
↓ ↓
http://www.kconsulting.jp/seminar/contents/hourensou.pdf
ホウレンソウ 報告・連絡・相談の社員教育
テキストの一部は以下です。
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http://www.kconsulting.jp/seminar/text/t_hourensou.pdf
お問い合せは以下にお願いします。
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活コンサルタント 松田英一
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ホウレンソウ 報告・連絡・相談の社員教育(その2)