作業標準書の整理・整頓




 


■ 作業標準書の整理・整頓

このページでは、
作業標準書の整理・整頓の事例紹介をしたく思います。


整理とは何か?

「必要なものと必要でないものを分けて
必要でないものを撤去すること」
です。

5Sに何から取り組みかというと
まず整理からです。

以下をご覧ください。
 ↓    ↓
http://www.kconsulting.jp/leteer/101016hyoujun1.pdf


一見、
作業標準書が良い感じで「見える化」されているように
思えるかもしれません。

しかしながら
1歩進んだ「見える化」からすると
問題点もあります。

何だと思いますか?

ヒントは
「整理」にあります。


整理は
「必要なものと必要でないものとを区分して
  必要でないものを撤去すること」



人の空間認知認識力は
5から7個までと言われています。

それ以上増えてしまうと
一目で認識できなくなります。

すなわち
掲示の「見える化」の効果が
低くなってしまうのです。


そこで
すべて必要なものという
考え方を捨てて
多くの作業標準書の中でも
今本当に大切な
5つの作業標準だけが
必要という考え方にします。


そして
それ以外は必要でないという
考え方で
作業標準書を絞り込んで
掲示したものが以下です。
 ↓   ↓ 
http://www.kconsulting.jp/leteer/101016hyoujun2.pdf


必要な作業標準書だけを
作業担当の目線の高さに
揃えて掲示されているのが
わかりますでしょうか?


¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨



さて
作業標準書は、
完全に覚えてしまえば
掲示の必要なない。

つまり
作業標準書に書かれている
手順を何度も繰り返して
完全に覚えて「習慣」になってしまえば
担当者にとっては
貼っておく必要なないのですね。

そこで
私の考えは、
まだ完全に覚えていない
「習慣化」されていない作業標準書を
掲示しようというものです。


ところで
作業標準書を
管理者が
作業者が正しい作業をしているのか
チェックするための道具として
使われるケースがあります。

このようなケースの場合
作業標準書は
担当者の方を向けて
掲示するのでなく
通路の方向を向けて掲示されます。

しかし
私はなんだか
性悪説のようで
あまり好きになれません。

あえて否定はしませんが。。

皆様はどう思われますか?



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